保護者がいない、虐待、そのほか家庭環境上養護の必要があると児童相談所が判断した子どもたちが一緒に暮らしています。日常生活や退園後の自立した生活のための支援をおこなっています。本園と地域小規模があり、本園では幼児、男子、女子ユニットに分かれています。
本園とは別に、一軒家を利用した少人数制の施設です。地域との交流や家庭的な雰囲気のなかで生活します。現在、男子用、女子用の2軒(各定員6名)があり、児童と職員(交代勤務)がともに生活しています。
児童相談所と連携し、虐待や養護の必要のある子どもたちを一時的に受け入れ、安全を確保しています。慣れない環境に身を置く子どもたちの気持ちに寄り添う空間となっています。
関係機関と連携しながら、家庭訪問や電話連絡による定期的な状況確認、一時的な休息のためのレスパイトケアなどにより里親家庭への継続的な支援をしています。また、新たに里親を希望する方の実習も受け入れています。
子育てや学校、家庭環境、生活のことなどでお困りの方に、専門的な知識をもつ相談員がお話を聞いて、必要な支援を一緒に考えます。
退園後も相談に応じ、自立のために必要な援助をおこないます。職業指導員などが定期的に連絡や訪問をしたり、アフターケアセンターと連携して、困りごとを解決したりしながら卒園後の生活をサポートします。また、ゆずりはやHOPEといった児童家庭支援センターによる見守り支援(定期訪問など)をおこなうケースもあります。
家庭の保護者のように時間をともにし、子どもの成長や変化に寄り添います。日々の生活や学校のことに関連する身の回りのお世話、保護者や児童相談所との調整などもになっています。
職業選択のための助言や情報提供、実習などによる職業指導、訓練棟での生活訓練や対人関係のスキルを養うソーシャルスキルトレーニングなどを通じた自立支援、退園児童に対するアフターケアなどをおこなっています。
入所している児童の保護者に対して、児童相談所と連携し、児童の早期家庭復帰や里親委託に向けた支援をおこないます。児童の早期の退所を促進し、親子関係の再構築を図るために配置される職員です。
子どもたちが頑張っている部分や成長している部分を、プレイセラピーやカウンセリングを通して見つけます。時には子どもの困りを拾いながら、ホッと一息つける場所やネガティブな感情を吐き出せる場所になるようにしています。また、心理で見られた様子はユニット職員へフィードバックし、支援方法を構築したりします。その他にも、各種会議への出席や心理系実習の対応などをおこないます。
子どもの成長に必要な栄養やカロリーを計算しながら、基本的に3週間先までの献立を作成します。食事の時間の約2時間前から調理を始め、1回の食事につき、主食、主菜、副菜、汁物の4品程度を約40食作ります。また、週2回程度手作りおやつも作っています。
児童、職員の健康管理や病院受診対応が主な業務です。その他にも、受診券等の申請や健康医療に関する講習の企画・実施、その他医療用品の管理や環境整備などをおこないます。
児童相談所、里親会等と連携し、里親委託の推進と里親支援の充実を図るための職員です。里親へ向けた研修会に参加したり、里親同士の交流を目的とした里親サロンの企画や運営をおこないます。他にも各種会議への出席や里親の相談業務などもしています。
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