主に家庭での生活が困難で、視覚障がい、聴覚障がい、知的障がいのある児童を対象に、その子の望む自立に必要な技能や知識を習得するための支援をおこないます。また、心身の成長・発達を促すため、一人ひとりの個性を大切にしながら目標を設定をしています。
心身に障がいがある児童(18歳未満)を対象に短期入所事業(宿泊)、日中一時支援事業(日帰り)をおこなっています。利用を希望される方は、事前に契約が必要になります。詳細や利用をご希望の方は、清明あけぼの学園までご連絡ください。
定員:1日2名
※施設見学も随時受け付けております。
児童相談所と連携し、虐待や養護の必要のある子どもたちを一時的に受け入れ、安全を確保しています。
盲児・ろうあ児を中心に障がいのある大分県内の子どもを対象に相談、支援、専門機関への紹介、情報提供、関係機関への支援をおこないます。相談は無料です。当施設の相談支援専門員が対応します。また、児童発達支援管理責任者による相談や、外部講師による発声発語訓練やST訓練もおこなっています。
通常こうした入所施設は30人規模が一般的ですが、清明あけぼの学園は、定員10人と小規模。そのため、一人ひとりの個性や成長、障がい特性に合わせて生活目標を設定し、ステップアップできるよう支援ができます。卒園後を見据え、本人が自分自身の障害特性を認識し、不具合が生じたときの折り合いのつけ方、他者へのSOSの出し方や頼り方なども学べるよう寄り添った支援をおこなっています。
市街地にあるため、豊富な社会資源を活用して、社会への適応力を養うことができます。支援学校ではなく近隣の私立小中高校へ通う、お店へ買い物に行くなど、より一般的な生活に近い体験を、「ちょっと頑張ってみよう」と気軽に挑戦することができます。
子どもたちの自立心と、子どもたちを大切に思う保護者の気持ち、それぞれに耳を傾け、支援のなかで何を大切にしたいかを一緒に考える「支援会議」を実施しています。入所後も、家族同士で顔を見てコミュニケーションがとれる機会を大切にしています。
視覚や聴覚に障がいのある子どもたちは、必要に応じて手話や点字・点訳などを習得します。コミュニケーションの手段を身につけるため、配属されて1年目の職員は、手話教室へ通います。
清明あけぼの学園では、障がいのある子どもたちへの性教育にも力を入れており、小学校低学年から始めています。自分の体の大事なところをお風呂で洗う練習も性教育の一環です。
清明あけぼの学園では、虐待が理由で入所してくる子どもも少なくありません。私たち職員は、「トラウマがあるかもしれない」という視点をもって支援するために、トラウマインフォームドケアを学び、日常の声かけや対応をおこなっています。
※トラウマインフォームドケアとは?
子どもの不可解な行動に対し、周囲の支援する人たちが虐待による心的外傷(トラウマ)が影響している可能性を考慮すること
入所する子どもたちの個性や成長に合わせて個別支援計画を作成し、その計画に対し支援がおこなわれているか管理することが主な業務です。
入所する子どもたちの個性や成長に合わせて、日常生活をサポートします。また、卒園後の進路や就職なども一緒に考えます。
入所する子どもたちの就労や自立につながる支援、卒園した子どものアフターフォローをおこないます。
入所児童と日頃から意思疎通を図りながら、体調把握や管理、病院受診や薬の管理、健康診断などの調整をしています。
〒870-0823 大分県大分市東大道2-3-3 Google map TEL 097-546-3771 / FAX 097-543-4414 uenoen@oitakenfukushikai.com