車内放置事故から守りましょう
毎年、夏になると車内に残された子どもが熱中症を発症する事故が起こっています。ある実験で気温35℃の4時間の間に車内温度(25℃)がどれくらい上昇するか調べたところたった5分で10℃上昇し、冷房で車内を18℃にしていた場合でも、エンジンを切って約15分後には熱中症の危険度が高い31℃にまで上昇したそうです。冷房をつけたままでも危険です。ガラスからの直射日光や空気の乾燥で汗が蒸発して脱水状態になりやすいため熱中症のリスクがあがります。「すぐ戻るから」「寝ているから」・・・どんな理由があっても子どもさんを車内に残さないでください。送迎時にきょうだい児さんをお連れの方も車内放置は絶対にやめましょう。 (看護師)奈須